電脳せどりのライバルから学ぶ販売戦略

どうもKです。

今回は、私自身への備忘録を兼ねて記事にしていきます。

よろしければ、みなさんも一緒に考えていただければ幸いです。

ある販売戦略についてです。

私は今のところ、
国内販売は在庫を持って販売しています。
一方、輸出販売はほぼ無在庫で販売しています。

また、一時期は電脳せどりでも無在庫販売を試験的に行ったこともあります。

ですから、在庫を持つか持たないか、
それぞれのメリット、デメリットがわかっているつもりです。

物販において、在庫を持つか持たないかは、
作業効率、資金効率、資金繰りに直に影響してきます。

なぜこのような記事を書いているかというと、
たまたまとある新聞で面白い記事を読んだからです。

少し抜粋してみます。
※一部、加筆、修正しています。

・・・、
メーカー生産終了や、他の量販店では手に入らない商品を
複数の取引先から探し出す。
在庫は持たず、商品は取引先から顧客に直送する。
即時発送できる商品は明確に注文の締め切り時刻を示す。
文字通りのロングテール企業だ。
アマゾン直営ではできない品揃えを武器にアマゾンのサイトを利用する。

アマゾンに出店されているとある企業の記事でした。

これを読んで、素晴らしい戦略だなと思いました。

>>
メーカー生産終了や、他の量販店では手に入らない商品を
複数の取引先から探し出す。

まず、このような商品は希少価値が高くプレミア化していることが多いです。
商品の供給自体が少ないですから、たくさんライバルが並んでいることも少ないです。

このような商品が、たまたま安く仕入れられればラッキーでしょうけど、
ピンポイントで探すとなると、その作業は容易ではありません。

また、新商品ではなく、どちらかというと廃盤商品のため、
需要はあるけど、回転率が読みにくい傾向にあります。

ですから、高単価で在庫を持った場合、時に資金繰りを逼迫するリスクがあります。

>>
在庫は持たず、商品は取引先から顧客に直送する。

これにより、資金繰りを逼迫するリスクは完全に排除されます。

ただ、無在庫の状態で注文を受けた場合、
どうしても仕入れができず、在庫切れキャンセルというリスクは想定されます。

取引先から顧客に直送できれば、発送作業自体が発生しませんね。

また、仕入先から一度自社へ納品する配送料の削減にも繋がります。
これにより、最短ルートで発送されるので、配送納期も短縮されます。

>>
即時発送できる商品は明確に注文の締め切り時刻を示す。

在庫を持っている商品ですね。
どちらかというと、ロングテール商品というよりは、現行の新商品のことでしょう。

需要も高い商品でしょうから、急ぎでほしいというお客様のニーズもありそうですね。

そこで、うちから購入していただければ、いつまでに納品します、
といえるのはよいですね。

>>
文字通りのロングテール企業だ。
アマゾン直営ではできない品揃えを武器にアマゾンのサイトを利用する。

どうやら、新商品や高回転商品は在庫を持ち、
廃番商品やロングテールの商品は在庫をもたない、という戦略のようです。

恐らく、
在庫を持つ商品:薄利多売でもかまわないので、デッドストックとならないような高回転の新商品
在庫を持たない商品:プレミア化しているなど、希少価値の高いロングテール商品
このような感じでしょうか。

在庫を持つ場合と持たない場合の、
それぞれのメリット、デメリットをしっかり抑えた素晴らしい戦略だと思います。

いかがでしたでしょうか。

ある販売戦略、ということでご紹介させていただきました。

戦略、戦術を持つには、やはり思考力や視点が必要になります。

前回の記事では、商品ジャンルの開拓について記載しました。

今回の販売戦略でも同様、他社の戦略を真似ているうちはいつも二番煎じです。

では、どうしたら思考力や視点が身につくかというと、
常に考え続けるしかありません。

実践あるのみです。

たくさんの経験値を蓄積することです。

また面白い記事を見つけたら、ご紹介させていただきます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ