せどりの決算/確定申告
どうもKです。
よく見かけるキャッチフレーズで、
最速で何百万円稼ぐ~、というのをみかけます。
それはそれでよいと思います。
この稼ぐの場合、月商の方と月収の方がいます。
月商=月の売上です。
月収=月の利益です。
月商だけでなく、月収は、実際の手残りは、という視点で
参考にされるのがよいでしょう。
また意外と多いのが、大きい売上を掲げながら、
ふたを開けてみると、意外と残高が残っていないこと。
勘定合って銭足らず、とならないように意識していきましょう。
さて掲題の件、せどりの決算/確定申告ですが、
私は大きく以下の通り分類しております。
売上
利益
在庫 在庫数/在庫額
仕入 仕入数/仕入額
仕入外事業費
残高
売掛金
せどりをしていると、伝票は大まかに数種類に分類できます。
仕入
発送料(FBA納品)
着払い送料
備品 (インク、印刷紙、ラベルシール、段ボール、ガムテープ、等)
事業費 (通信費、光熱費、交通費、ツール利用料、等)
これらを元に決算を行い、売上、利益を確定します。
ここまでで確定した利益は、営業利益です。
その後、売上、利益に応じて、法人税などが確定します。
法人であれば、毎年発生する均等割りや社会保険、所得税なども想定しておかなければなりません。
税理士の顧問料もあります。
これらを差し引いた利益は、経常利益となります。
ちなみに、年商1000万円以上で課税事業者となります。
消費税の納税は課税事業者になったあと、
2年後から納税義務が生じます。
攻めの部分だけでなく、守りの業務もしっかり行い、
折角積み上げた利益をしっかり守っていきましょう!
細かな分類については、また別途記事にしていきます。
せどり初心者の方も、せどり中級者の方も
できるところから、月次、日次でしっかり帳票をつけていきましょう。
攻め一辺倒で、このような守りの作業がおざなりになっていると、
決算、確定申告に膨大な作業を伴います。
また、月次、日次でこれらの分類ができていると、
資金繰りがしっかりと見える化できます。
結果、販売戦略が明確化できます。
ぜひ無駄なパワープレーで骨折り損のくたびれ儲けとならないよう意識していきましょう。