鯉とりまあしゃん

どうもKです。

今回は、電脳せどりのツールやコツなどではなく、
電脳せどりの先に見据えるべき私なりの戦略についてお伝えしていきます。

先日家族で妖怪ウォッチの映画を見てきました。
たくさんの家族連れで、大変な賑わいでした。

どの家族も、テーマ曲に合わせて、歌って、踊って、本当に楽しそうでした。
興行収入でも「ハウルの動く城」を超えて、歴代1位になったそうです。
まさに飛ぶ鳥落とす勢いであります。

映画を見終わった後、エンドロールが流れてきました。

よく見てみると、民放各社、各業界の一流企業などの
誰もが知っている名前が多数出ておりました。
各業界の商品やCMも多数、妖怪ウォッチとコラボしております。

まさに、妖怪ウォッチというコンテンツが、
本来協力してほしい団体を取り込んで、ネットワークの中枢にいる、
といった構図でした。

ところで、みなさんは鯉とりまあしゃんという言葉を聞いたことがありますか。

ご説明しますとちょっと長いので、
こちらのサイトから抜粋させていただきます。

度々のご紹介で恐縮ですが、またソフトバンクの孫社長のお話です。

・・・、対顧客ということで考えれば、交渉をどう上手にまとめるかも重要な仕事になる。
そこで思い出すのが、孫社長から「交渉の極意は『鯉とりまあしゃん』になることだ」と教えられたことだ。

これは福岡の筑後川で鯉を獲っていた漁師の実話で、
真冬の漁期になると、彼は前の晩に精のつくものを食べて体を温めるようにしていた。
そして翌朝、川辺の焚き火に当たり、さらに体温を上げてから鯉が潜んでいる川底へ潜る。
すると、その温かさに引かれて鯉が寄ってきて、簡単に獲れたという。
要は交渉相手から「ぜひ」と寄ってきてもらえるようにすることが大切だということだ。・・・

いかがでしょうか。

電脳せどりをこれから取り組む方、または既に取り組まれている方に、
とても参考になる思考、戦略の部分だと私は思います。

例え話がちょっと抽象的かもしれません。

ソフトバンクは、何かのサービスの面を取る戦略がとても優れています。
どうしたら自分たちがネットワークの中枢に立てるか、いつも戦略的です。

いつもその戦略の根底には、『鯉とりまあしゃん』の思考が垣間見えます。

電脳せどりで稼ぐ、輸出、輸入で稼ぐ、情報発信、アフィリエイトで稼ぐ、
ネットショップを立ち上げる、ツールを開発して販売する、・・・。
これ以外にもたくさんの道筋が有ると思いますが、
電脳せどりから派生できるビジネスはこれ以外にもたくさんの可能性を持っています。

なぜ今回の『鯉とりまあしゃん』を記事にしたかというと、
キャッシュポイントを構築していく上で、とても大切な考え方だからです。

電脳せどりを例にすると、
仕入れ商品、ジャンルを開拓して仕入れる。
ライバルと競合してその商品を販売する。

もちろん、これだけでも稼げます。

ただ、常に商品を開拓してライバルと競り合う、というスパイラルが続きます。
この作業が増えれば増えるほど、作業量も増えます。

また、参入障壁を引き上げて、ライバルを排除するような展開方法もあるでしょう。

ただ、何かを展開して面を取りたいとしたら、
このように競合と競り合ったり、他社を排除するような方法は、
一筋縄にはいかないでしょう。

その市場に既にあなたより巨大なライバルが存在していたら、
体力だけ削られるような展開になるかもしれません。

自分が取りたい面、取りたい立ち位置をどうしたらとれるか。
他社を排除するのではなく、寄ってきて欲しい人達にどうしたら寄ってきてもらえるか。

それは、常にWIN-WINの関係をつくること、相手にメリットを与えることを考えることです。

うちの子供も、去年はポケモンに夢中でした。
女の子はアイカツに夢中でした。
ただ今年は、ポケモンのコーナーも、アイカツのコーナーも、
大変閑散としております。

みんな本当に妖怪に取り付かれたかのように、妖怪ウォッチに夢中です。

いかがでしたでしょうか。

今回の『鯉とりまあしゃん』、実はものすごく深いです。

『鯉とりまあしゃん』が冷たいまま川に入っても魚は逃げてしまうでしょう。
強引なパワープレーを仕掛けても、水の中で魚には勝てないでしょう。

ライバルと競り合う、参入障壁を作る、ということも大切ですが、
その先を見据えるほど、ぜひ意識していただければと思います。

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