参入障壁をつくる

どうもKです。

突然ですが、電脳せどりで最も時間のかかる作業は何でしょうか。

私は、商品のリサーチと、リピート商品のリスト作成だと思います。
それだけに、リピートできるアイテムを追加するということは、
大変価値があります。

1アイテム追加できて、月間数十個販売出来るだけでも、
利益☓数十が月間の利益を上積みしてくれるからです。

このようなアイテムを複数持つことは、月の利益が安定します。
目標としている月収に対して、
1アイテムあたりの利益、月間の販売個数から、
あと何アイテム追加すればよいか、
という考え方でリピート商品を増やしていくとよいでしょう。

しかし、電脳せどりをしていると、折角の自分のリピート商品も、
いつの間にかたくさんライバルが並ぶことが多々あります。

そうなると、思うように仕入れられない、
折角仕入れられても利益率の削り合いになる、
ということが起こってきます。

最近、CD、DVDでは、利益率15%確保できれば上出来だそうです。
利益率15%ですと、
月商650万円くらいで、月収100万円ですね。
平均単価10,000円の商品を650個販売することになります。
この数字、あなたなら割に合いますか。

利益率だけではなく、もちろん回転率も検討する必要があります。
ライバルが増えるだけ、あなたがカートを取得している時間が短くなり、
売れにくくなるからです。

あなたの仕入れ基準ではいかがでしょうか。

まだまだ仕入れられる商品はたくさんあります。
このような場合、私でしたら自分のリピート商品が仕入れ基準を
下回ってきたら、新たなジャンルを開拓して新しいリピート商品を追加します。

ただ、これもいずれライバルに追従されるでしょう。

そうです、結局イタチごっこなのです。

リピート商品を追加する
→ライバルに真似される
リピート商品を追加する
→ライバルに真似される

電脳せどりはこれの繰り返しです。

もちろん、電脳せどりは楽しいです。
楽しいですが、事業として行っている以上、
今まで以上に、
作業効率、資金効率を上げていかなければなりません。

では、
リピート商品を追加する
→ライバルに真似される
というスパイラルに巻き込まれず、
作業効率、資金効率を上げていくにはどのような方法があるでしょうか。

例えば、
リピートできる商品を、
できるだけ長期間、
できるだけ独占的に販売できたらどうでしょうか。

このような方法であれば、
ライバルも参入しづらいため、
仕入値も、
回転率も、
利益率も一定水準を維持できます。

仕入れも、出品も、作業効率的にもいいですね。

どうしたら、このような状況が作れるでしょうか。

それが、タイトルの参入障壁です。
ライバルが真似したくても真似できないような状態をつくる。

私は、電脳せどりが、ネット物販の中で
最も参入障壁が低いと思っております。

これまでたくさんの商品ジャンルを開拓してきましたが、
いつの間にかリピート商品にも見慣れない出品者が随分増えたなとか、
随分仕入値が高くなったな、という商品がいくつもあります。

もちろん、撤退していく出品者もたくさんいます。
ですが、新たな参入者も後を絶たないでしょう。

電脳せどりをある程度確率させたら、
ぜひこの参入障壁を意識してみてください。

これまでの記事で再三お伝えしました、
弱者の戦略、一点集中突破を長く続けていると、
なかなか参入障壁を意識したり、
今まで以上の作業効率、資金効率に行き着かなくなります。

最近ウンチクが多くて申し訳ないですが(笑)、
ユニクロの柳井社長は次のように述べられています。

「経営者は客観的に自分の会社を判断して、主体的な行動ができる人のことです」

自分の事業を主観的な判断ではなく、客観的に判断する必要があります。
そして、行動は主観的に行う。
これは、唯一経営者にしかできない仕事である、
決断することを意味していると思います。

もうひとつお伝えします。

「安定は停滞だ」

参入障壁を作る。

まとめますと、

・電脳せどりは商品開拓とライバル追随のイタチごっこである
・ライバルの追随は回転率と利益率を引き下げる
・参入障壁をつくることで、ライバルが真似したくても真似できないような状態をつくる
・参入障壁は、回転率や利益率を長期間維持する

事業がが安定して、停滞する前に、
キャッシュポイントを複数持つ、
より参入障壁を上げる、
など、つぎのステップを意識していきましょう。

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