背水の陣(前編)
どうもKです。
今回のタイトルは背水の陣です。
これは、私が電脳せどりを始めた当初のことでした。
私は、電脳せどりを始める前、せどりとは全く関係のない事業をしておりました。
今までの人生で間違いなく一番頑張ったのですが、
残念ながら、その事業はうまくいきませんでした。
結果、最終的に借金が1200万円程残りました。
まさに、手足をもがれたような状態でした。
こうなると選択肢はふたつしかありません。
・地道に返済する
・自己破産する
最初は自己破産も検討しました。
しかし、自己破産とは私を信じて資金を融資してくださった
金融機関の信用を踏み倒すことです。
私が保証人となり、妻が連帯保証人になってくれ、
やっと借りることのできた融資です。
金額によっては、どうしても自己破産したほうがよいケースもあります。
ただ、私は
・地道に返済する
という選択をしました。
今でも着々と返済を進めています。
電脳せどりの前に一度事業を失敗しましたが、
その時でも、またいつか必ず事業に挑戦して、
絶対に成功するんだ。
という強い気持ちがありました。
私の人生、背水の陣で選択したこと、それが電脳せどりでした。
収入:
0円
支出:
借金1200万円
妻と子供二人を養う毎月の生活費
あるもの:
現金ほぼ0円
クレジットカード数枚
時間
もちろん、電脳せどりという選択肢の前に、
・再就職
・ダブルワーク
などの選択肢は常に頭にありました。
このような人生崖っぷちの状況からスタートした電脳せどりでした。
当然当初は、
・リサーチしてみたけど、思うように商品が見つからない
・せっかく仕入れて出品したけど、一気にライバルが増えて売れない
・せっかく仕入れて出品したら、アマゾンが在庫復活した
度々このような状況に直面しました。
また、少しスムーズに作業できるようになっても、
・せっかく商品が売れたら、返品になった
・せっかく商品が売れたら、低評価を入れられた
といった状況も度々ありました。
このようなケースはせどりに真剣であればあるほど、
正直メンタルを削られます(笑)
当時は、半日くらいブルーな気持ちを引きずることもありました。
当然、背水の陣で望んでいますから、撤退はありえないわけです。
うまくいかないことがあると、もう一人の私の中のリトルKと対話が始まります(笑)
イタリアの名門、セリエAに移籍した
某選手と同様、私もリトルと対話しました。
・・・my little honda in my heart.
Which・・・
というくだりです。
(私)うまくいかなかった。いやだ。
(リトル)で、どうするの。やめるの?
(私)やめてどうするの?やめるは、ありえないでしょ。
(リトル)やるの。じゃあ、はやくやるべし。
(私)はい、すぐやります!
電脳せどりを始めた、特に最初の半年間、
このくだりが何度もありました。
ただ、このくだりの疑問も、そして結論もいつも一緒です。
毎回同じくだりでしたから、間違いないです(笑)
そして、このくだりに慣れてくると、
次第にまたいつものくだりか、となります。
そうなってくると、徐々にこのくだりの気持ちの切り替えが
早くなってくるのが、自分でも実感できました。
徐々にリトルの登場時間が短くなっていったわけです(笑)
結果、今ではかなりネガティブなことが起こっても、
数秒で切り替えることができるようになりました。
なぜなら、どれだけ考えても結論はいつも一緒だからです。
このような経験を繰り返すことで、
より屈強なメンタルが確立されました。
ところで、メンタルはよくても、どうしても
もう1点クリアしなければならないことがありました。
支出:
借金1200万円
妻と子供二人を養う毎月の生活費
これです。
これをクリアしないことには、未来はない状況でした。
ですが・・・、
収入:
0円
あるもの:
現金ほぼ0円
クレジットカード数枚
時間
これです(笑)
少し長くなりました。
次回、続きを書いていきます。