せどりの売上と利益率
どうもKです。
せどりの売上と利益率についてですが、あなたはどのようにお考えでしょうか。
ちょっと想像してみてください。
例えば以下の2つ、あなたならどのように考えますか。
1.月商100万円で利益率20% 利益20万円
2.月商200万円で利益率10% 利益20万円
※商品の在庫回転率は、どちらも同じとします。
どちらも月収は20万円です。
おなじ利益なら売上が大きい方が規模が大きく見えそうですね。
一方で、少ない売上でも同じ利益が出せるなら資金効率がよく、
より筋肉質な財務体質と言えます。
月の仕入額は、2倍違ってきます。
もちろん、軍資金と仕入力によっても戦略は変わってきます。
これを、作業効率の面が見てみるとどうでしょうか。
1商品の平均販売単価を1万円とします。
そうすると、
1.月商100万円で利益率20% 利益20万円 販売商品数:100個
2.月商200万円で利益率10% 利益20万円 販売商品数:200個
そうです、上の月商100万円と月商200万円では販売商品数が2倍違います。
ということは、単純に考えて作業は2倍になるということです。
もし、作業が1/2で済んだとしたら、もう1/2は別の時間に使えます。
資金繰りしだいでは、もう1/2余計に販売してもよいわけです。
先程記載の通り、月の仕入額も、2倍違ってきます。
売上至上主義、売上ばかりに注目しているような記事があれば、
このような視点からも注目してみることはとても重要です。
売上ばかりに着目せずに、常に利益を意識して、
しっかりと口座に残高が溜まっていく戦略を考えていきましょう。
軍資金がショートするくらい、仕入れに資金を突っ込むと、
精神衛生上もよくないですし、冷静な判断ができなくなりがちです。
かくいう私も、このような経験をしてきました・・・
ですから今は、毎日口座残高と売掛金とそれぞれの合計金額を管理表に入力することを、
日課にしています。
せどりといえど、事業です。
事業を行う上で、最も重要なことは何でしょうか。
人の目を引くような売上をあげることでしょうか。
沢山商品を仕入れることでしょうか。
私の持論は、
事業を行う上で、最も重要なことは事業を継続することです。
事業を継続できさえすれば未来があります。
しかし、資金繰りに不渡りをおこし、事業が停止してしまったら未来はなくなってしまいます。
では、事業を継続するために最も重要なことは何でしょうか。
それは、不渡りを起こさないことです。
不渡りを起こさないためには・・・、もうおわかりですね。
そうです、口座に残高があればよいのです!
しっかりと口座に残高が溜まっていくことが重要なのです。
例え黒字でも、利益をすべて仕入れ商品に使ってしまい、
不渡りを起こしたら、それを黒字倒産と言います。
折角頑張って結果が出ているのに、もしもそのようなことになってしまったら、
悔やんでも悔やみきれません。
せどり初心者の方も、中級者以上の方もぜひ意識してみてください!
では、今日はこの辺で!